第四回 中日本PCIライブデモンストレーション開催のお知らせ

会長挨拶

今回、第4回 中日本ライブデモンストレーションを開催するにあたり、ご挨拶申し上げます。
中日本PCI研究会は、高瀬真一先生の唱導のもと、「技術の継承」を最大の目的として、2007年6月に発足しています。年1回の秋のライブと春のケースレビューコース、年数回の加藤修先生によるCTOライブが、主な活動であります。

PCIがGruntizにより1977年から開始されて既に33年、日本では延吉正清先生たちにより1981年から開始されて30年が過ぎようとしています。この間のCTO治療や分岐部病変を中心としたカテーテル技術と、DES、IVUS、心臓CTを中心としたデバイスの進歩は著しく、虚血性心疾患の日常臨床は大きく様変わりしてしまいました。しかし一方で、現在はAMIが来てカテができないときに患者の自然史がどうなるか、若い先生には想像できない状況となっています。また技術の継承といっても、この30年で消失してしまった技術やデバイスはDCAをはじめとして多数あります。現代風の方法論で困難があるときには、昔の技術や方法が復活してbreak-throughになるということも過去の医学の歴史を紐解けば多々あります。

今回、ライブの術者は例年のように若手の油が乗った医師が中心に行い、加藤先生にはCARTテクニックなどの老練な技術をご提示して頂きつつ、30年に亘ってさまざまな歴史的変遷を経験してこられた第一世代の人達をcoreとして、向こう10年くらいのスパンでのこの領域での展望を経験できる機会になれたらいいのではないかと思います。生体吸収型ステントも間もなく使用可能になる時代も近づいています。多くのみなさまのご参加を心からお待ち申し上げています。

日程

会期:20010年11月6日（土）9時〜18時
会長:山本 博昭（長野中央病院）
会場:ホテルメトロポリタン高崎（アクセス情報はこちら）

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宿泊のご案内

今秋リニューアル後のホテルメトロポリタン高崎での宿泊を中日本ライブ特別価格にてご用意いたします。申込用紙に記入頂き、事務局までFAXをお願い致します。

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エキスパートサポートライブ

ご自分の担当の患者様の治療戦略から実際の治療に関して、エキスパートの先生方からアドバイスを頂き、治療を行なう際にはサポートオペレーターとして一緒に手技の指導を受けることができるプログラムを企画しております。

術者募集は終了いたしました。現在選考中です。

ランチョンセミナー 『PCIの歴史（仮題）』（12:10〜12:50）

演者:上田 金造洛和会京都血管内治療センター センター長

コメディカル会場

IVUSリーディング基礎セミナー（11:00〜12:00）

カテ室に勤務されるコメディカルスタッフを対象に、先生方がIVUSで何を観察し、それらをどう活用しているのか？基本的なIVUSリーディングを学んで頂く場です。

コメディカル専用CTOライブ（13:00〜15:00）

コメディカル専用ライブでは、専門用語の解説を交えながら、コメディカル向けに分かりやすくCTOライブ解説致します。エキスパートの医師、看護師、臨床工学技士、放射線技師がコメンテーターとして詳しくお伝え致します。

ビデオライブセッション『カテ室、カテ前後での看護』（15:00〜17:00）

この企画はコメディカル領域では本邦初となる試みで、「カテ前後の看護」に着目しスタッフの動き、看護ポイントなどの撮影を長野中央病院、埼玉県立循環器呼吸器病センター、高瀬クリニックの3施設にて行いました。映像を見ながらさまざまな意見交換を行ないましょう！！

会員募集中です。（詳しくはこちらから）
参加費がお安くなるだけでなく、コメンテーター、術者参加等ライブに実際に参加できます。皆さんと一緒に会を運営致しませんか？（年会費3,000円）